イーライ・ロス監督「ノック・ノック」観た

うわぁ…ホステル以来の懐かしい不快感…

イーライ・ロス監督について

イーライ・ロス監督の作品は「ホステル」シリーズでハマりました。ホステルを観たときは、こんなにグロくてエグくて人を不快にする映画があるんだ!という衝撃でした。 凄く痛そうだし、怖いし、血だらけだし、死ぬ瞬間の演技もなんとなくリアルで、演者の恐怖がコチラ側にも伝わってきます。

観た後は胸の中に不快感がいっぱい。全くいい気分になる映画じゃないよ。不快感を楽しめる人向けだし、グロとかエグいのとか血が苦手な人は観てはならない映画。

ホステルだけじゃなくて、前作の「グリーン・インフェルノ」も観ていてなかなかグッと胃に来る感じできつかったです。けどホステルのほうがインパクトがあったかな。 グリーン・インフェルノはオチがあまり気に入らない。

ノック・ノックの感想

そしてノック・ノックはグロや血の描写はほとんどゼロなんだけど、精神的にイヤ~な気分にされる映画でした。こういう人たちには絶対一生関わりたくないっていう。 どうして家の中に入れてしまったんだろう、あのまま拒否していたら…一瞬家の中に入れてPCを貸していたとしても、それだけで外に追い出せば良かったのに。 たぶんその辺は主人公が一番反省してるかも。

男一人VS女二人だったら、男は鍛えてるって言ってたし、男ががんばれば女を動けないように拘束することはできそう。 だけど、ビンタ1回以外は女に一切手をあげなかった主人公は本来はいい夫でいい父親で善良な市民だったんだろうなって思わせてくれる。

傍から観てると、あの時ああすればこうすれば、どうして確認しなかったんだ!っていうところがポロポロあるんだけど、主人公がそこまで気がまわっていない辺が逆にリアルだったかも。 実際にああいう目にあったら、的確に動くことは無理で誰しもこの主人公みたくなってしまうんじゃないかと。

オチはなんかあっけなくて、あれ?ってなりました。人が死ぬ意味でのバッドエンドじゃないだけマシなのかな…主人公が妻からどんな制裁を受けるのか、興味はありますけど。

それにしても、キアヌ・リーブスって万能な役者だなぁ。 ノック・ノックのキアヌの見た目が映画「ジョン・ウィック」の主人公とよく似ているんだけど、もしもノック・ノックの主人公がジョン・ウィックだったら、こんなチンピラ女はイチコロだっただろうに。 ジョン・ウィックを観てからノック・ノックを観ると、あああ!ってもどかしい気持ちw

そしてノック・ノックのチンピラ女の髪が長い方「ジェネシス」役の女性はイーライ・ロス監督前作のグリーン・インフェルノで主演を演じた女優のロレンザ・イゾ。イーライ・ロス監督の奥さんだそうだ。

私の中で地味にいろんなことがリンクしてて、それもそれで楽しかった。


ホステルにしろ、グリーン・インフェルノにしろ、ノック・ノックにしろ、イーライ・ロス監督の映画はあまり妊婦が観るような映画じゃないね!