万年筆にカビが生えまして。

それは8月上旬頃。ペン芯にフワフワ、モヤモヤとした苔のようなものがくっついてました。あぁ、こりゃカビだなってすぐにわかった。

コンバーター内のインクにもカビが生えてたみたいで、壁にカビがついてたり、ゴムの部分でコロニーになってたり。万年筆は4本持っているけど、全てにカビが生えていた。

カビはすぐにインクごと水で洗い流して2日ほどよく乾燥させ、再度インクを入れて使ってたけど2週間ほどしてまたカビが発生。1度生えると洗うくらいじゃそう簡単には除去できないようだ。

こりゃ参ったということで、万年筆は修理に出すことにしました。どれも半年以内に買ったもので保証期間内だったので、無料でペン芯交換、他の部品については殺菌洗浄をしてもらうことができた。

返ってきた万年筆に添付してあったカビ繁殖に関する資料を読んだ。最も多い感染源は、店頭での洗浄だそうです。私はよくインクを入れ替えてたので、頻繁に店頭洗浄をしてもらってた。もしかするとそこが感染源なのかもしれません。

しかしながら、私の部屋は高温高湿になりやすいので、部屋のどこかでカビが繁殖したとも考えられます。いまいち原因ははっきりしてません。もし部屋にカビ胞子がたくさん飛んでいるとしたら人体にも影響がありそうなので、部屋には空気清浄機を置きました。

もしも繰り返しペン芯にカビが生えるようなら、10倍希釈した塩素系漂白剤で首内を1~3分洗浄すると良いとのことです。もちろん、その後はしっかりと水で漂白剤を抜かないといけません。また、カビが繁殖した万年筆を浸けたインクボトル内でカビが増殖していることもあるそうなので、新しく買い直した方がいいと書いてありました。ほとんど使ってなかったインクだったのでもったいない・・・。

万年筆が修理中で1本も手元にない時は寂しかった。新しい万年筆を買おうと何度も思ったよ! 耐えて耐えて物欲を我慢することができたからよかったわ。今、続々と家に帰ってきてくれてるので安堵してます。