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パイロットのマットブラック仕様のキャップレス がお気に入りで、最近はこればかり使っています。
インクは、ダイアミンのレジストラーズインク。没食子インクですが今のところ問題なく使えています。
いつ購入したか忘れましたが、もう2年か3年、途中休ませつつも、ぼちぼちと使っています。
使用頻度が増えたのはここ数ヶ月のことですが、それでも使い込むうちにマット加工が削れてつややかになってきて、ブラックのメッキも剥がれて地金の色が見えてきてます。
一番激しくメッキが剥がれているのはここ。
カバンや胸ポケットに雑に差し込んで持ち運んでいるので、いつの間にか傷だらけに。
一番左のペン先付近の主軸部分は地金が銀色。ボディーの部分の地金は金~銅色の真鍮製です。
細かい傷もたくさん。
パイロットの名品万年筆、キャップレス。プロユーザーのパトリックさんも愛用しています。塗装が剥げた経年変化がかっこいい。中目黒、エアポートで販売中です。 pic.twitter.com/SS6l4BYO8T
— TRAVELER'S FACTORY (@travelers_fac) April 30, 2016
もっとメッキが剥がれると、こんなにかっこいいマットブラックキャップレスになります。
よく指が当たる部分はメッキが剥がれて綺麗な真鍮色。“マット"ではなくなり、つややかなボディーになっています。
わたしのキャップレスもここまで成長させていきたい。
パイロットのマットブラック仕様のキャップレスは、エイジングが楽しめる珍しい万年筆だと思います。
万年筆でエイジングを楽しめるのは、木軸、エボナイト、マイカルタなどなどありますが、金属製の万年筆でエイジングが楽しめるものはあまりないです。銀製品くらいでしょうか。
わたしは革製品や古典インクの色変化など、時間の経過と共に見た目が変化する、アナログなものが大好きです。なので、このキャップレスのメッキが剥がれていく変化もとても楽しみにしています。
何年後かには、メッキが全て剥がれて、真鍮オンリーな見た目のキャップレスになるでしょうか。それも面白いですね。楽しみ。