人が怖い系のホラー映画「 ヒトコワ3 」、観ました。

人が怖い系、面白いです

わたしは幽霊が出てくるホラーはものすごーく苦手で大嫌いなんですが(幽霊こわい)、人が怖い系の話はものすごーーーく大好きです。大好物です。

幽霊は実体がないけれど、人って実体があるじゃない。実体があるっていうところが重要で、殺人鬼だとかストーカーだとか、ちょっとぶっ飛んだ人とか、そういう人の話ってなんか気になりません?なんか気になるんですよね。

幽霊だと実体がないから、いきなり自分の部屋にパッと現れるかもしれない怖さがある。でも人が怖い系だと自分がそういう人と実際に出会うことはそうそうないだろうし、もしあった時は警察に行くなどの対処法がないわけでもないから、人事のように観ていられる。

小説で言えば、 平山夢明 氏が書く世界が大好きです。今、ちょうど平山氏の「 或るろくでなしの死 」を読んでいるところです。

平山夢明氏の小説、面白くておすすめですよ。短編が多いのでさくさく読めます。さくさくっとグロい話が流れていきます。あっさり系でわりと後味すっきり。

人が怖い系はトリハダシリーズが格別

人が怖い系の映画・ドラマで有名ドコロといえば、「 トリハダ 」シリーズでしょう。ドラマも映画も全部観ました。映画もドラマもどちらもオススメ。

出てくる人物がみんなとってもコワ面白くて、何度も見直したくなります。映像も細かいところまで作りこまれててゾワゾワ感満載で面白い。ちょっと不気味な謎を残して終わる、ゾッとする後味がいいんだよね。

「トリハダ」おすすめ!

ヒトコワはちょっとガッカリ

トリハダの面白さを期待して「ヒトコワ3」を観たわけですが。。これは、ガッカリ作品でした。つまんない。

一番ゾッとした話は、「ダイエット」。映画を観たのが食事中じゃなくて良かった。

オチを匂わせるんじゃなくて、画として「コレだよ!」って見せてきます。いちいち映像のカットがうるさい。細かすぎて伝わりすぎてる。

どの話もストーリーはそんなに悪くはないと思った。ただ映像のカットと大根役者はもうちょっとなんとかならないのかな~。観ていて演技がちょっとしんどい。。