古典インクの ダイアミン社のレジストラーズインク が大好きで、現在メインで使っているインクです。
セーラー社プロギア中字、パイロット社キャップレスマットブラックにもレジストラーズインクを入れています。特に何か理由がない限り、基本はレジストラーズインク。
今のところ、詰まったり固まったり等の不具合は一切なし!密閉型のキャップがないキャップレスとは相性が悪いかな、と思ったけど意外にも問題なく使えています。キャップレスで気軽に古典インクが楽しめるの、イイ!
だいたい1年くらいで1瓶使ったかな?
なんとなくですけど、使い終わる直前くらいから目に見えて万年筆から流れるインクの色が変わってきた感じがしました。ちょっと黒ずんだ文字と言うか。
そして、書いて乾いた文字を手でこすった時、黒い粉がズズッとノートに伸びたんです。鉛筆で書いた文字をこすった時のような感じで。
あれれ?と思って、残っているレジストラーズインクをろ紙で濾してみました。
そしたら、まあ、滓が大量にろ紙に残りました。写真中心部の黒い塊が全てインク滓です。周りの淡いブルーの部分はインク色。古典インクなので、おそらく滓は酸化鉄とかそのあたりの成分かな。
インク瓶に残っていた最後の方のインクだったので、濾したインクの量は3mLくらい。その半分くらいが滓だったように感じました。
こんな滓だらけインクを万年筆に吸っていたら、そりゃ文字も擦れるわ。粉っこなの文字になっていたに違いない。
万年筆のことを考えたら、たまにろ紙で濾して滓を取り除きながら使うか、最後に底の方に残ったインクは滓ごと捨てるようにしたほうがいいかもしれない。
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レジストラーズインクを使用してお気に入りのコクヨ帳簿シリーズ「補助帳」ノートに書いてみました。