移動の車内で読んだのだけど、読みやすくて一気に読み終わりました。平山作品はリズムをつかむと一気に読み進む。

書籍の題名でもある「ヤギより上、猿より下」の話が一番おもしろかった。途中どうなるかとハラハラしたのだけど、ハッピーエンドで終わってホッとした。誰も不幸にならなかった。読み切ったときの爽快感が気持ちいい。

ポポロが素敵。ポポロの優しさが、周りの人間との対比になっている。

オランウータンが人間の相手をする話は実際にインドネシアであった話で、これがモチーフになっているのだと思います。

読み終わったので古本屋に買い取りをしてもらおうとしたら受け付けてもらえなかった。 おそらく表紙が別紙になっていなくて、週刊誌のように書籍に直接印刷されているタイプの本だからかな。