子どもは現在生後 4 ヶ月。生後 7 ヶ月まで抱っこ紐で過ごして、それから安くて軽量な B 型ベビーカーを買うつもりだった。 しかし、夏場の抱っこ紐が暑すぎて早々に断念した。無理。

屋外はもちろんだけど、クーラーが効いているショッピングセンター内でも汗がダラッダラ。親も子も脱水の危機だよ…暑すぎた。

はじめに:我が家の環境

走行性能重視とデザイン性でエアバギー選択

徒歩圏内の公園まで毎日通って、公園内もレンガ道があったり砂や芝生で通路がボコボコなので、ベビーカーは走行性能重視で三輪タイプを選択。 三輪タイプの中でも、オプションが充実していて、デザインがおしゃれで魅力的だったのでエアバギーに決めた。

今更だけど安い四輪タイプを買っておいて生後 7 ヶ月になって B 型ベビーカーを購入して乗り換えても、値段的にはエアバギーよりも安く済みそう。 しかし使わなくなった四輪ベビーカーの保管場所もないしベビーカー一台を長く使いたかったのでこの案はなし。

もしも将来もうひとり子どもができたら、エアバギー後部にあと付けできる オプションの 2WAY BOARD を装着して上の子をこっちに座らせたい…!小さな特等席、かわいい。

エアバギーのココ プレミアにした

ベーシックタイプの ココ と、上位モデルの ココ プレミア を実際に店頭で触って比較して、ココ プレミアを選んだ。

ベーシックタイプのココは畳んで自立させた時にスタンドがすぐに動いてしまってベビーカーが倒れる。移動させるたびに直さなければいけなかった。それが地味にストレス。 ココ プレミアはスタンドが固定される仕様で、畳んだ状態で移動させてもスタンドが動かなかった。 毎日使うものだから、この地味なストレスがあとあと響きそう。

あとどちらもエアチューブのタイヤだから路面を走る時の振動が抑えられているけど、ココ プレミアの方がオフロードにさらに強いタイヤになっている。 触るとゴツゴツ感が違った。マウンテンバイクのタイヤみたい。

そして、個人的に丸いデザインより四角の角ばったデザインが好きです。サンキャノピーやフロントバーがココは丸っぽくて、ココ プレミアは四角い形。


私が購入したときには新生児対応している機種がなくて生後 3 ヶ月ごろから使用可能のココかココ プレミアの二択だったけど、現在は新生児から使用可能な新作 エアバギー フロムバース が登場している。 これから子どもが生まれる予定でそれに合わせてエアバギーを購入する場合は絶対フロムバースがいい。

カラー:周りからよく見えるように明るめ希望

ココ プレミアだけの、ニューカラー TRUE RED と MIDNIGHT BLUEの可愛さよ!!

TRUE RED もすごく可愛かったんだけど、紺色が好きだし白とキャメルと紺の配色が綺麗だなってことで MIDNIGHT BLUE に決定。夫が MIDNIGHT BLUE がいいって言ったのもある。

子供が乗るものだし、雨の日や夜でもなるべく周りの人や車からよく見えたほうが安全かなと思って、明るい色主体という選択は譲れなかった。

ココ プレミア ニューカラー MIDNIGHT BLUE:白フレームかわいい

エアバギー ココ プレミア ニューカラー MIDNIGHT BLUE
エアバギー ココ プレミア ニューカラー MIDNIGHT BLUE

エアバギー ココ プレミア ミッドナイトブルー です。

白っぽくてやわらかいベージュの座席に、紺色のサンキャノピー、キャメルのハンドルとフロントバーがとってもおしゃれ!!!かわいい!!

白フレームを使っているのもココ プレミアの中ではニューカラーのみです。白フレームは擦れると黒くなって汚れが目立つと思うけど、かわいいよね…!

続 : 白フレームのエアバギーを1年間使った傷レポ

上部:メッシュで風通りもバッチリ

エアバギー ココ プレミア ニューカラー MIDNIGHT BLUE 上部
エアバギー ココ プレミア ニューカラー MIDNIGHT BLUE 上部

赤ちゃんが寝る頭の上部分(後部)は、カバーを上げるとメッシュ素材にできるので、暑いときには風が抜けるので蒸れなくていいかな。

サンキャノピーから覗けるメッシュの窓もあるよ。大きめなのでベビーカーを操作しながらしっかり子どもの顔が見える。

フロントバーとハンドル:クッション性のある合皮

エアバギー ココ プレミア ニューカラー MIDNIGHT BLUE ハンドルの合皮
エアバギー ココ プレミア ニューカラー MIDNIGHT BLUE ハンドルの合皮

フロントバーとハンドル部分はキャメルの合皮。 写真が白っぽくなってしまったけど、実際はもう少し茶色っぽいです。

厚めでクッションが効いてて滑りにくいし長く持ってても疲れない。赤子が少しくらい足をぶつけても大丈夫そう。

サンキャノピー:厚めのしっかりした布地

エアバギー ココ プレミア ニューカラー MIDNIGHT BLUE サンキャノピー
エアバギー ココ プレミア ニューカラー MIDNIGHT BLUE サンキャノピー

ネットの写真で見るとテラテラした雨合羽のようなビニールっぽい素材に見えて、ちょっと安っぽいのかな…って不安だったけど、厚めのしっかりとした布地でした。 がっしりしたトートバッグに使われてそうなイメージの布地です。帆布みたいな。

座席:汚れるからオシャレなストローラーマットはほしい

エアバギー ココ プレミア ニューカラー MIDNIGHT BLUE 座席
エアバギー ココ プレミア ニューカラー MIDNIGHT BLUE 座席

座席は薄い色なので汚れたら目立つと思う。 靴のまま座席に立ったりするのでストローラーマットは必須。 逆に汚れが目立てば洗うタイミングがわかりやすくていいかな(ポジティブ)。 シートは全部取り外して洗えます。 黒地よりは多少、真夏の吸熱もマシかしら…

赤ちゃんは背中側にすごく汗をかくし靴ですぐに汚れるので、ストローラーマットを買った。 ここだけ外してこまめに洗える。ストローラーマットの中でも通気性が良くて洗濯で劣化しにくい中綿を使っている AirBuggy ダクロン アクア ストローラーマット にしてみました。 デザインがモダンで上品で大人受けが良いと思う。

エアバギーは座席のベルトのサイズを一番小さくしてとめても生後 3-4 ヶ月の赤ちゃんにはブカブカでゆるい気がしたので(子どもの体型にもよるけれど)、ストローラーマットは安全のためにもあったほうがいいかも。 ストローラーマットを敷くと、その厚みの分だけ赤子が前に行くのでベルトのフィット感がアップ。

エアバギーを畳んだとき:原始的なアナログマジックテープだけど意外と強い

エアバギー ココ プレミア ニューカラー MIDNIGHT BLUE 畳んだとき
エアバギー ココ プレミア ニューカラー MIDNIGHT BLUE 畳んだとき

ボタン一つで簡単にカシャンと畳んだり展開したりできる他社のベビーカーに比べると、エアバギーは畳むときは両手を使ってヨッコイショっていう一苦労が必要。 しかも、畳んだあとのロックは原始的なマジックテープ。

細かい部品やギミックがあるとその部分が壊れやすいポイントになると思うので、私はギミックが最小限でこういう原始的なマジックテープとか好きです。 マジックテープがおかしくなっても複雑な修理はなくマジックテープだけ付け替えれば良いし。 ボタン一つに比べると手間がかかるけど慣れれば平気。

マジックテープだけど意外と強度はある。エアバギーは 10kg 超えのベビーカーだけど、畳んだまま横にして車のトランクに乗せ降ろししていても急にマジックテープが外れるようなことはない。

サンシェード:日よけ蚊よけお触りよけ

毎日お散歩に行く時に赤子に日焼け止めを塗るのは大変だし、毎回綺麗に洗い流せていないと肌へのダメージも気になるから、あまり頻繁に日焼け止めを使いたくなくて、ベビーカーに取り付けられる エアバギー モスキーヒ サンシェード を購入しました。

UV カット率 90% 以上で、虫よけ効果もあり。 夏場の眩しすぎる日差しも和らげられるし、ベビーカー内が少し薄暗くなるので寝てしまったときにもいい。 使わないときはベビーカーに取り付けたままくるくると巻いてサンキャノピーの上に乗せておくこともできて邪魔にならない。

おまけ効果だけど、サンシェードをおろしていれば、何の前置きもなく急に手を出してベビーカーの赤子を触ってくる人からも子どもをガードすることができる。 外から赤子が見えなくなる・触れなくなるのも助かってます。

エアバギーの押し心地は軽くて最高

三輪ベビーカーに共通する特性だけど、小回りがすごいです。エレベーターの中で少し寄ったりするのも簡単。動きが軽いので片手操作でも楽。

ハンドブレーキもついてけどあまり使いどころはないかな。大人の腕力と脚力で十分ストップできている。

スーパーに置いてある鉄製でカゴも載せられるようなベビーカーを借りたりもするけど、曲がりたいところで曲がれないし重くてガタガタするので苦手。 エアバギーに慣れていると操作性が悪くて疲れる。

エアバギーの重さは慣れる

ココ プレミアは重量が 10.3kg あってベビーカーの中ではかなりのヘビー級です。店頭で他社の軽量ベビーカーと比べると圧巻の重さ。 5kg しないベビーカーもあるなか 2 倍の重量です。 買う前はこんなに重くて大丈夫か…と少し考えたけど、毎日使ってると重さには慣れた。

毎日 10kg 超えの子どもを抱っこしている時間に比べれば、使う時に一瞬 10kg のベビーカーを持ち上げるくらい余裕すぎた。 二人目が生まれてからは、8kg の 0 歳を抱っこ紐で抱っこしながら小脇に 12-13kg の 2 歳を抱えるとかよくあるし。 一人目出産直後は腕力もそこまでなかったけど、一人目が 1 歳を超える頃にはムッキムキカーチャンになっているわ。

頻回移動や長距離移動は厳しそう

でもエアバギーを持ったまま徒歩で長い距離を移動するパターンや頻繁に電車やバスに乗せ降ろしする人は少し考えたほうが良いかもしれない。 一瞬持ち上げるくらいはなんとでもなるけど、長時間や頻回となるとエアバギーは重いし持ちづらい。

両手を使って持ち上げないといけないから(気合を入れれば片手でも可)、子どもが歩き回る年齢の頃はエアバギーを持ち上げている間は手を離すことになってしまうので少し不安。


悲劇:エアバギーに乗ってくれなかった

子どもがエアバギー絶対拒否で乗せても泣きわめいて全く乗ってくれなかった。 店頭で子どもを試乗させたときは静かに乗っていたから大丈夫だと思っていたけど、実際に使い始めて試乗よりも長時間乗せるようになるとダメだった。

アスファルトのようなガタガタ道を走るときは揺れが気持ちいいのかいつの間にか寝ていることもあるけど、舗装が綺麗な道路やツルツル床のスーパーのなかは、 眠くなってくると寝ぐずりで泣いてしまって、ベビーカーで寝付くことができなくてギャン泣き。 結局片手で子どもを抱っこしながら、片手でベビーカーを押すことになって腕がしんどい。

せっかくエアバギー買ったけど、スーパーに行くときはまだ抱っこ紐。 暑くて抱っこ紐の中の子どもも私も汗だくになってしまうから、ベビーカーに乗ってほしいんだけどね…こればかりは仕方がないので少しずつトライする。


追記:1 歳過ぎてやっと乗れた

その後もベビーカー拒否は続き、子どもが 1 歳を過ぎてやっとベビーカーに乗れるようになった。想像以上に長い間拒否されてしまった。 子どもの好みだからしかたがないけど、こういうこともあるよね。

ちなみに二人目の子どもは最初から全く文句言わずに乗ってくれています。乗ったらいつもいつの間にかスヤスヤ寝ている。個性個性。

続 : ベビーカー拒否児が乗れるようになった